キャパシティ

最近、立て続けに若い知人が休職した。
若いといっても新人ではなく、社会人生活をある程度送った方たちだ。

職場も違うので詳しいことはわからないが、周囲の人の話によれば

キャパオーバーではないか

とのこと。

実家の部屋に引きこもって出てこないそうだ。
悲しいことである。


彼(彼女)らに共通していることがある。

  • 若い頃の経験値が足りない
  • 人に相談しない
  • 仕事を先送りにする
  • 完璧主義である
  • 遊んでいない

若い頃にこういう経験を重ねてしまうと、人として大成しづらいとは言わないものの、多分に成熟への遠回りをしてしまうのではないかと思う。

「もののはじめは、その性格を決める」

という言葉を聞いたことがある。

やはり若い頃の、社会人駆け出し時代というのは大事なのかもしれない。

ドラクエに例えると、「スライム」や「ドラキー」などでレベル上げをせず、時間だけが経ち、少し年齢を重ねてプライドだけは育ち、強くなったつもりでも実はレベルは低く、ローラ姫を救えると勘違いして「ドラゴン」に挑んだようなものか。


若い頃にどういう人に出会い、教わるか。
そんな運もあるだろう。
しかし、そんな運も、突きつめれば自ら引き寄せるものでもあるだろう。

人生に対する問いを持ち、それを常に問い続けていれば、自ずから運も出会いも開けてくるのではないか。
そして、運や出会いを活かすことができるのではないか。

「千里の道も一歩から」

キャパシティは飛躍的には大きくならない。

「スライム」をちまちまと倒していく労を厭わない者こそ、やがて竜王を倒すような勇者に成長していくのだ。


気の毒ではあるが、しかし、何分まだ若い。
道はひとつではないのだ。
そしてまだまだ続くのだ。
休職してゆっくり休んで、また新たな道を一歩ずつ歩んでほしい。

違いを大切にし、違いを尊重する

ブログを書けていなかった。
最近ずっと忙しく、以前のように心のゆとりがなかったのだ。

そんな時は無理して書いても駄目記事の垂れ流しになるだけだし、苦痛なだけのような気がするので、ゆとりのある時に書くことにする。
ブログが苦痛になるのは避けたい。

そして1年を通しての一番の繁忙期を抜けたので、またちょこちょこと再開することにする。

ゆっくりでも、歩をやめなければよいのである。


近況として一番印象に残っているのは、ある吹奏楽のコンクールの課題曲を書かせていただき、5つの団体(自作自演も含む)が同一の拙作を演奏してくれたことだ。

「作品が演奏されることに重きをおく」のが、師から受け継いだ私のモットーでもあるので、これは大変嬉しい。

演奏はどこの団体も、そしてプレイヤーたちも、大変楽しんでくれたようで何よりであった。
また、同じ作品でも、団体によっていろんな音色が響き、指揮者によっていろんな解釈があってとても楽しめた。
それぞれの団体も、違いを楽しみ、あれこれ意見交換することもできた。

中には本番終了後に私へと駆け寄って来て、

「あれでよかったんですか?!」

と興奮しながら声をかけてくださる指揮者の方もいらした。

それでいいんですよ、とお返ししておいた。

これもまた、音楽・作曲の醍醐味である。

「違いを大切にし、違いを尊重する」

音楽も人も一緒である。
音楽は人の営みを丸く円満にするのだ。

自己満足

今日もまた、作品がひとつ完成した。
何とも言いがたい達成感を感じる瞬間である。

当たり前のことだが、物事は終えるために始める。
そして当然、また始まる。
この繰り返しの営みの中で、人は生き、暮らしていく。


だが、

「どうせまた始まるじゃないか」

と割り切るのもなんだか悲しい。


だからというべきか、人は、

「自分にご褒美!」

などと言い放ち、ご馳走を食べたり、欲しかった物を買ったりして贅沢をする。


そういう区切りをつけることは、なんだかとても大切なことのような気がする。
継続の中に人生の本質はあるのかもしれないし、たかだか小さなゴールかもしれない。
しかし、そういう区切りを持つということは、人生を楽しみ、また新しい始まりへの活力を生む秘訣であるような気がする。

今日は一連の作曲シリーズに一区切りついた日である。
褒めてくれる人はいない。
だったら自分で自分を褒めればいい。


聞いた話だが、満足の最終形態であり最高の形は、

自己満足

なのだそうだ。

だったら区切りごとに、小さなゴールにたどり着くたびに、ぜひ自己満足することを忘れないようにしたい。

最高の満足なのだ。

今日はそれに浸りきることにする。


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